天空の城ラピュタ。
今日は王道の作品でいきたいと思います
この映画は今まで何十回、もしかしたら100回以上観てるかも(笑)
初めて観たのは劇場でした。
親戚のおばさまから頂いた映画鑑賞券で
母親が連れて行ってくれた。
何がすごいって何度観ても必ず感動することですかね!!
とにかく全てが詰まっている作品ですよね
ご覧になったことのある方々ならばご存じかと思いますが
(ジブリファンの方であればもっとですね!!)
夢、ロマン、冒険、勇気、愛、友情、欲望など
それらが完璧に組み合わされていて
何度観ても心を揺さぶられます。
子供の時
ラピュタがあるって信じてましたよ(厳密に言えばサンタクロースと同じ感じで心のどっかでいないと気づいていても
いるんだって信じようとしてるって感じでしょうか)。
何ていうか、夢を見させてくれるものって
結構生きていく中で大事なんじゃないかなって思っているんですよね。
実際は存在しないかもしれないけど
それでもどこかにもしかしたらあるかもしれない、っていう
希望のようなものを持っていることは
ワクワクするし
素敵なことだと私は思うから。
オープニングから久石譲氏の音楽に圧倒され
あの完璧なまでの映像に
胸が震わせられますよね
パズーがかっこいい、
勇敢で優しくて思いやりがあって。
ドーラのボスっぷりも最高
こんなおばさまがいたら
愉快だろうなぁ
そしてシータ。
可愛いだけじゃなくて隠れ持つ強さと優しさを秘めていて
純粋だけれどもどこか大人びていて。
宮崎駿監督が生み出すキャラクターは
みなとても魅力的ですよね。
はじめからラストまで全て好きですが
特に涙を誘うシーンの一つがあります。
パズーが竜の巣に入った時に
父親の幻影を見る場面。
何度も観ているうちに
その場面のパズーの心情が伝わってくるようになりました。
映画の醍醐味は
日常から遠く離れて擬似体験できたり
望郷の念にかられてみたり
自分の青春時代を思い出したり
ここではないどこかの土地の出来事を知ることができたり。
あと創作活動にはかなりプラスになるし
インスパイアされることも多いかな。
映画って総合芸術だって言われているみたいですしね
とにかくたくさんの宝物が眠っていて
たった2時間ほどの時間の中で
自分の琴線に触れる作品に出会えたりして。
この作品も小さい頃から音楽にも慣れ親しんでいますけれど
飽きることがないんですよね。
本物の作品て音楽でも同じことが言えますものね。
もしラピュタが実在したら
是非とも行ってみたいですよ!!
でも誰もいないのは寂しいから
家族や愛する人達と一緒がいいですね(笑)
今は外国でもジブリファンがたくさんいるようなので
吹き替え版もありますが
なんだか違和感が(笑)
英語だとなんかはっきり言い過ぎるように聞こえたり
情緒がないというか・・。
なんて、
さっきラピュタの海外ヴァージョンの予告編を観たばっかりなので
そんなふうに思いました
あしからず