2012年 01月 30日
歓びを歌にのせて
前から観たくってこの間wowowで放映されまして
やっと観る事ができました
なんでもアカデミー賞外国語映画部門にもノミネートされていたというので
やはり期待通りの秀作でしたよ
ある一人の指揮者の男性が主人公なのですが
この男性が第一線から身を引き、小さな生まれ故郷の村へと帰ってくるのです。
彼には幼い頃の様々な記憶、母親との別れなど
心に抱えた想いがありますが
この村のある素人の聖歌隊に音楽を教えていくにあたり
少しずつ皆の、それぞれの心や想いがつながっていくのです。
私の中で、特に残った台詞をご紹介しますね。
この指揮者の男性が
「人の心を開く音楽を創りたい」という夢を打ち明けるシーン。
これって本当に大きい、とても難しい夢ではあると思いますが
彼はその夢を実現させるのです。
音楽のもつ素晴らしさ、
人々の心が音楽によって一つになる素晴らしさ。
何よりも、
たった一人の人間の存在、その人の力によって
一つの村の在り方や人々の生き方さえも変わってゆくのだという事に
歓びを感じずにはいられませんでした
ラストシーンがやはり胸に残る、
スウェーデンでは超有名な作品なので
音楽映画が大丈夫な人であれば一度是非ご鑑賞くださいませ
本当いい映画ですので
あと主人公の役者さんがとても素敵なかっこいい方です